友人のお見舞いに・・・・・・
令和5年3月9日(木)
今日は、友人の志田寿人様 http://symplexus.blog66.fc2.com/ のご自宅へお見舞いに行って参りました。1月4日にご自宅へお守りをお届けしましてから、今日初めてお顔を拝見させていただきました。
志田様は、今年1月27日膵尾約半分と脾臓摘出の手術(術式は腹腔鏡)を7時間に渡ってうけられました。
退院後、現在は抗がん剤治療中ですが、お薬の副作用が酷く、お食事もとれないとお聞き致しました。とてもお辛そうでした。
志田様には、素晴らしい教え子の先生方がついていて下さいます。
これからも小説や、絵画を沢山お書きいただきたいと思います。どうぞ、頑張って下さいませ。
2月22日のfacebookに志田様が、手術までの経緯を投稿されていらっしゃいます。同じ病状の方にご参考になるのであればとご許可をいただきましたので、転記させていただきました。
🌸🌸🌸前年春持病の経過追跡の中で、腫瘍マーカー;CA19-9が異常高値であることが分かりました。最初は呼吸器関連でこの値を注目していたのですが、夏には数千となって膵臓癌との関連が疑われ、CTを撮ったところ何か腫瘍らしきものが膵臓に発見されました。県立中央病院でのMR検査で膵臓癌が強く疑われたことから、暮れも押し迫った12月超音波内視鏡下での膵穿刺(EUS-FNA引用画像は国立がんセンターのHPより)を行い病理診断から膵臓癌が確定しました。癌進行ステージや外科手術適応の可否などが、知らされなかったため千葉のQST病院でのコンサルティングを受けました。その時点で僕自身の判断も決まることになったのですが、それはかつて籍をおいた母校;山梨医科大学の卒業生達がその後研鑽を積んで臨床の前線で膵臓癌という最難関の病気と真剣に取り組んでいることを聞いたからでした。もちろん自分の担当科目は分子細胞生物学で直接の関連は少ないのですが、道は異なっても真摯な医学医療への献身に懸ける姿に身を託すことに一種の幸福のようなものを感じたからでした。
山梨大学医学部付属病院に新年早々入院したのは術前に抗がん剤治療を受けるためだったのですが、僕の持病呼吸器疾患からこれが議論の的となってしまいました。ゲムシタビンをはじめどの抗がん剤も大なり小なり間質性肺炎という重大な副作用が避けられないのです。結局一週間入院して術前処置をすることなく退院となってしまったのですが、家で膵臓癌進行に耐えているところに思わぬ朗報が飛び込んできました。手術キャンセルがあり、一月中に手術出来る可能性があるとの連絡です。もちろん腹腔内に転移巣がばらまかれていれば、外科手術は中断となるのですが、少なくとも造影剤を使用したMRIでは他臓器への転移は認められていません。
全身麻酔への耐性についても心配が少々あるのですが1月27日膵尾約半分と脾臓摘出の手術が始まりました。術式は腹腔鏡下で、従来の開腹手術とは違います。7時間の大手術が終わって再びこの地上で目覚めたのですが、術後回復にはさすがに時間を要しました。執刀医をはじめ手術に携わって頂いた多くの医療スタッフに感謝の気持ちはもちろんですが、家族や友人からの温かい激励に励まされています。これからの長い病気とのつきあいを考えると少々気が滅入る時もあるのですが、与えられた命を大切にしてがんばりたいと思います。🌸🌸🌸
今日は、友人の志田寿人様 http://symplexus.blog66.fc2.com/ のご自宅へお見舞いに行って参りました。1月4日にご自宅へお守りをお届けしましてから、今日初めてお顔を拝見させていただきました。
志田様は、今年1月27日膵尾約半分と脾臓摘出の手術(術式は腹腔鏡)を7時間に渡ってうけられました。
退院後、現在は抗がん剤治療中ですが、お薬の副作用が酷く、お食事もとれないとお聞き致しました。とてもお辛そうでした。
志田様には、素晴らしい教え子の先生方がついていて下さいます。
これからも小説や、絵画を沢山お書きいただきたいと思います。どうぞ、頑張って下さいませ。
2月22日のfacebookに志田様が、手術までの経緯を投稿されていらっしゃいます。同じ病状の方にご参考になるのであればとご許可をいただきましたので、転記させていただきました。
🌸🌸🌸前年春持病の経過追跡の中で、腫瘍マーカー;CA19-9が異常高値であることが分かりました。最初は呼吸器関連でこの値を注目していたのですが、夏には数千となって膵臓癌との関連が疑われ、CTを撮ったところ何か腫瘍らしきものが膵臓に発見されました。県立中央病院でのMR検査で膵臓癌が強く疑われたことから、暮れも押し迫った12月超音波内視鏡下での膵穿刺(EUS-FNA引用画像は国立がんセンターのHPより)を行い病理診断から膵臓癌が確定しました。癌進行ステージや外科手術適応の可否などが、知らされなかったため千葉のQST病院でのコンサルティングを受けました。その時点で僕自身の判断も決まることになったのですが、それはかつて籍をおいた母校;山梨医科大学の卒業生達がその後研鑽を積んで臨床の前線で膵臓癌という最難関の病気と真剣に取り組んでいることを聞いたからでした。もちろん自分の担当科目は分子細胞生物学で直接の関連は少ないのですが、道は異なっても真摯な医学医療への献身に懸ける姿に身を託すことに一種の幸福のようなものを感じたからでした。
山梨大学医学部付属病院に新年早々入院したのは術前に抗がん剤治療を受けるためだったのですが、僕の持病呼吸器疾患からこれが議論の的となってしまいました。ゲムシタビンをはじめどの抗がん剤も大なり小なり間質性肺炎という重大な副作用が避けられないのです。結局一週間入院して術前処置をすることなく退院となってしまったのですが、家で膵臓癌進行に耐えているところに思わぬ朗報が飛び込んできました。手術キャンセルがあり、一月中に手術出来る可能性があるとの連絡です。もちろん腹腔内に転移巣がばらまかれていれば、外科手術は中断となるのですが、少なくとも造影剤を使用したMRIでは他臓器への転移は認められていません。
全身麻酔への耐性についても心配が少々あるのですが1月27日膵尾約半分と脾臓摘出の手術が始まりました。術式は腹腔鏡下で、従来の開腹手術とは違います。7時間の大手術が終わって再びこの地上で目覚めたのですが、術後回復にはさすがに時間を要しました。執刀医をはじめ手術に携わって頂いた多くの医療スタッフに感謝の気持ちはもちろんですが、家族や友人からの温かい激励に励まされています。これからの長い病気とのつきあいを考えると少々気が滅入る時もあるのですが、与えられた命を大切にしてがんばりたいと思います。🌸🌸🌸

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