労さんへの素敵なプレゼント・・・・・

facebookのお友達・清水増夫様が、Facebookの投稿で4回にわたって”竹中労”についてお書きくださいました。
亡き後、このように労さんを偲んでいただく事が出来有難く思います。
今日が最後の投稿です。ご紹介させていただきます。
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「ルポライター・竹中労」(下)
労さんの話は芸能や映画、政治、なんでもこいだった。中でも銀座の酒場で、五木寛之さんから「戒厳令の夜」の映画化権をただでもらったという話には驚いた。このときは労さんの大ぼら(失礼!)と思って、あまり本気にしていなかった。ところが、3年後の昭和55年に、森敏郎、竹中労、若松孝二製作、山下耕作監督、夢野京太郎(労さんのぺンネーム)、佐々木守脚本で、映画はちゃんと製作されたのだ。映画は壮大なミステリー・ロマンに仕上がっていた。ちなみに劇中のバブロ・ロペスの『少女像』は、日本の画家の竹中英太郎(労さんの父)が、この映画のために作成した絵であり、現在、竹中英太郎記念館に展示されている。image.jpgimage.jpg松乃屋旅館のある辺り(鳥取県岩美町大字田後)は、山陰海岸国立公園の中でも最も美しい場所だ。とことん飲んで語り合った後、労さんが「海岸に出てみようよ」と言ったので、皆で灯台のある岩場に登って、夏の夜の日本海を眺めた。イカ釣り船の赤い火が点々と水平線に輝き、労さんは「へー」と唸った。
ルポライター竹中労(たけなか・ろう、本名・竹中労=たけなか・つとむ)さんは、個人誌「冥府(めいふ)通信」を発行するなど、反権力の立場から幅広い分野で執筆活動を続けていたが、平成3年5月19日、肝臓ガンのため死去、享年60。労さん、ほんとに鳥取に来てくれてありがとう。あなたのことは忘れません。
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今日は母の月命日、柚子と、南天をお供えし偲びました。
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