英太郎&満州・・・・・

平成21年2月16日(月)にご来館くださいました、京都ノートルダム女子大学・人間文学部教授 岡村敬二様から、「戦前期中国東北部刊行日本語資料の書誌的研究」の研究成果報告書を頂戴いたしました。
   研究成果の論文(3)『月刊満洲』と竹中英太郎
      付載:竹中英太郎「満洲へ行きたがるー挿絵画家への告別の辞」


月刊満洲・表紙絵.JPG岡村教授研究成果報告書(1).JPG月刊満洲と英太郎.JPG






昭和9年6月号・月刊満洲に、父がまだ流行の挿絵画家であった29歳の頃、熊本から上京し挿絵画家として名を成すまでの経緯、満洲へ対する思い、「月刊満洲」編集長・城島丹禮との出会いなどが書かれておりました。
また、英太郎が描きました「月刊満洲」の表紙絵を知ることが出来ました。
岡村教授が満洲に興味をおもち下さり、遼寧省図書館での訪書で得られた材料をもとにして、お書きになられました報告書、大変貴重な資料を頂きました。
ゆっくり時間をかけて拝読させて頂きたいと思います。

4月13日(月)、茅葺きギャラリー「ひだまり」様の企画展のお知らせを、館長日記でご案内致しました。
今日、オーナーのご子息様が、記念館のチラシを会場に置いてくださるとの事で、わざわざ取りに来てくださいました。ありがとうございます。

言問最中H.21.4.24.JPGいつもお世話になっておりますY様が、東京に行かれ墨田区向島にあります「言問亭」の言問最中をお土産に持ってきてくださいました。鳩のかたちをしている最中は初めてでした。

地域生活ブログ村←クリック応援をお願いいたします。
日記 | コメント (4) | -

コメント

kako | 2009/04/25 12:13 AM
「イヨッ 一位に返り咲きましたね」

お借りして参りました「戦前期中国東北部刊行日本語資料の書誌的研究」研究成果報告書を偶然にも本日拝見いたしました。
報告書にある―挿絵画家への告別の辞―竹中英太郎著を夢中で読ませて頂き、館長の父上様というよりも、「竹中英太郎氏」という一人の男性を見させて頂いた思いが致します。

氏に対する疑問やその他諸々の事柄が薄皮を剥ぐような形でほんの少し分からせて頂いております。
・・・・・真実の文字による表明である。
で結ばれておりますが、戦後から今日に至る
(竹中英太郎記念館)迄の足跡が、当に集大成として残して行かれたのでは・・と推察。

長くなってしまいますので、又帰省した折にゆっくり語り合いましょうね。
 
 良くぞ、発掘して下さいました!と岡村教授には「感謝」の申し上げようもございません。
業績のご成功をお祈りしております。
グレゴリ青山 | 2009/04/25 08:41 AM
館長さん、ごぶさたしています。
月刊満洲の表紙絵、画像は小さいですけど、
どれもすばらしいです!(こころなしか、
上の真ん中の女性が館長さんに似ているような)
実物を見てみたい〜
このところ、自分の中で竹中英太郎不足(?)で、
記念館でまた英太郎ワールドにこころゆくまで
浸りたいです。ふふふ。
館長さんもお体大切に、またお会いできる日を
楽しみにしています。
館長・紫 | 2009/04/25 05:28 PM
グレゴリ青山様、こちらこそご無沙汰をしております。
グレゴリ青山様のファンの方に、お出でいただき感謝しております。

岡村教授が写してきてくださいました、月刊満洲の表紙絵とても素敵です。
父が描きました絵に似ているとしましたら、やはり嬉しいです。

先日、お出でくださいました本多正一様からグレゴリ様のお話をお聞し、懐かしくお目にかかりたくなりました。
ぜひ、お出掛けくださいね。
ますますのご活躍を・・・・・
館長・紫 | 2009/04/25 05:42 PM
kako様、こんにちわ!
久し振りにブログランキング1位になりました。嬉しい(^^♪!!

今度、英太郎談義ゆっくりしましょうね。
甲府は、今日一日雨降りでした。