父の小説や貴重な資料を・・・・・

令和4年4月25日(月)
開館以来ずっとお世話になりました川崎のK様が4年振りにご来館下さいました。開館のお祝い、私の誕生日祝いにと貴重な資料をお持ち下さいました。父が書きました小説を見つけて下さり、そのコピーを入手出来ました。挿絵はともかく小説まで書いておりました事を初めて知り、本当に驚きました。ゆっくり読んでみたいと思います。F736734F-DFBA-496B-91F9-886D1C045D5B.jpeg
またその他に、
*北海タイムスに、昭和5年8月18日から11月29日まで、正木不如丘作・『血の悪戯』94回の連載小説
*京城日報に、昭和4年4月9日から12月9日まで、藤島一虎作・『俠艶靈劍』240回の連載小説
に挿絵を書いておりました事も発見され、そのコピーをいただきました。
父の小説、そして新聞等の連載の挿絵も今回初めて知りました。
K様に心から感謝、感謝の言葉しかありません。大切な資料として皆様にもご覧いただきたいと思います。EE99363B-8A59-43A2-9DC8-24A75D169CC5.jpeg1C9AD1A1-6A16-4029-8798-46A628A9FC8A.jpeg
日記 | comments (4) | -

コメント

川崎のK | 2022.04.26 04:00
パソコンのメールにも一報させていただきましたが、随分前のアドレスなので、現在も使われていてチェックされているのか、ちょっと不安になりましたので、こちらにも一報しておきます。例の原稿の出典ですが、1984年に創元推理文庫から刊行された日本探偵小説1巻「黒岩涙香・小酒井不木・甲賀三郎 集」の巻末付録に掲載されている「横溝さんと『陰獣』」で間違いないと思います。
残りの資料に関しては、また後日ご連絡させていただきます。
kako | 2022.04.26 12:11
おはようございます。
凄いお宝の発掘ですね。

川崎のK様には言い尽くせない程のご尽力をいただいておりますね。
≪挿絵画家・竹中英太郎≫は当時一斉を風靡されたことは周知でしたが、小説まで書かれていたとは・・・‼ 
川崎のK様のお陰で、又一つ英太郎画伯の一面を垣間見ることができました。

小学・中学の頃、竹中家のご自宅で館長と遊びながら、チラッと拝見するおじ様でしたが、何と多彩な方だったのか・・・改めて敬意を表したいと存じます。

川崎のK様には、今後とも未だ眠っているであろうお宝探し「竹中英太郎記念館」と英太郎画伯・労氏のファンの方達の為にも宜しくお願い申し上げたいと思います。

館長、元気の源が増えましたのでご自愛専一にお願い致します。
館長・紫 | 2022.04.26 18:05
川崎のK様、こんばんわ!
昨日は本当に貴重な資料を頂戴し心から感謝しております。

早速お調べ下さりありがとうございました。
後日直筆の原稿について館長日記にアップしようと思っております。
ありがとうございました。

お忙しいご様子、くれぐれもお体にお気を付け下さいませ。
館長・紫 | 2022.04.26 18:16
kako様、こんばんわ!
K様には大変お世話になっております。
変わらず記念館をお支え下さりありがたく思います。

まさか父が挿絵時代の多忙な中に小説を書き、そして小説の中の挿絵まで、、、、ただただ驚きでした。多分労さんもこのことは知らなかったのではと思います。

K様はまだいろいろお調べ下さっておられ、また楽しみが増えてまいりました。

いただきました資料の整理をしっかりしなくてはと思います。