開館15周年を迎え・・・・・・

【湯村の杜 竹中英太郎記念館】 開館15周年に寄せて
父・竹中英太郎の墓碑に 『せめて自らにだけは恥なく眠りたい 。と』と刻まれています。此れは父が残しました 「座右の銘」 とも受け取れる言葉ですが、“幻の画家” “忽然と消えた画家”と言われながら、残された書物を紐解いてみますと、父の初心が窺えます。
幼少、青年期の苦境の時代を経て、デモクラシーの新しい時代を夢見ながら反骨精神で、自らの志を胸の奥深くに秘め、貫き通した父。
その父の大きな影響力に、時代を先取りした兄・竹中労の偉業があり、父と兄の意志を継ぎたいとの思いから【湯村の杜 竹中英太郎記念館】 のオープンを決意致しました。
父が生前より、良く口にしておりました「自分たちが住んでいる場所への奉仕は忘れないように」との父の言葉を思い出し、湯村温泉郷活性化へのお役に立てれば幸いであり、父の残された作品を守り後世に伝えていく為にと、別棟にありました母の住まいを了解を得て改造し、狭いながらもアットホームな雰囲気で、ご来館くださる方々に喜んでいただけますようにとアイデアを駆使し、兄・労が手元に残してくれました絵画と、父の原画等を収集されておりました、知人からのご厚意とご協力をいただきまして 2004年(平成16年)4月10日 に開館致しました。
「光陰矢の如し」と申しますが、夢中で過ごしました15年でした。
悲しかった事、苦しかった事、楽しかった事等、今、走馬燈のように思い出されております。
此処までまいりますまでには、余りにも大勢の方々のお世話になり、又時にはお助けいただきました多くの皆様のお力添え、ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
これからも命ある限り、記念館の更なる前進へ向かって頑張ってまいりたいと存じますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2019年4月10日
湯村の杜 竹中英太郎記念館
館 長 竹中 紫
館 長 竹中 紫
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故・樹木希林様から、記念館開館に辺り素晴らしいお葉書を頂戴しておりました。

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日記 | comments (4) | -
コメント
おはようございます。
「湯村の杜 竹中英太郎記念館」15周年、誠におめでとうございます。
悲喜こもごもを乗り越え、大勢の方々のお力添えと励ましの賜物だと存じます。
先ずは、15年間無事に過ごせましたことの感謝と
此れからは健康に十分気を付けられ、笑顔の素敵な館長♪♪と記念館が、更なる15年に続いて行かれますようにと、心からお祈り申し上げます。
kako
素敵なメッセージをありがとうございます。
Kako様には、この15年間色々な意味でとてもお世話になりました。
お陰様で無事に15周年を迎える事が出来ました。
昭和63年4月8日、父が亡くなりました日も雪が降っておりました。今日もまた雪になりました。
寂しい雪ではなく、父の感謝の雪かも知れません。
館長として未熟な私ですが、これからも私を叱咤激励し、お付き合い下さいますよう、よろしくお願い致します。
”感謝” 紫
竹中英太郎記念館さんの 15周年 おめでとうございます。
これからも 益々の ご繁栄を 願っております。
樹木希林さんが 送られた 竹中英太郎様の お葉書は かなりユニークですね。
館長さんの お怪我の具合は 少しは良くなりましたか? ご無理をされないよう ぼちぼち接客して ください。
それでは失礼いたします。
ありがとうございます。
お陰様で無事15周年を迎える事が出来ました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
怪我は、まだ完治ではありませんが元気になりました。
ご心配いただき、ありがとうございます。
無理をしないで、頑張りたいと思います。
おやすみなさいませ。