父との最後の写真・・・・・・

昭和63年4月8日に最愛の父が亡くなりました。
今日は22回目の命日です。
もう、22年の歳月が経ってしまいました。本当に時の流れの早さを感じます。
3月28日には、親交のありました皆様にお出で頂き、ご一緒に23回忌を致しました。
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お正月を東京のホテルで過ごすため、両親と3人で品川の「ホテルパシフィック」に宿泊中、昭和62年12月31日に撮りました父との最後の写真です。
多分、父にとっても最後の写真だと思います。

この夜、父は体調を崩し翌日帰甲、山梨医科大学病院へ暫く検査入院致しましたが、お医者様のOKを頂き、無事退院出来ました。
頑張り屋の父でしたので、その後お仕事も続けておりました。
しかし、4月8日、仕事の為上京中に新宿の路上で倒れ、虚血性心不全で亡くなってしまいました。家族が誰一人看取る事も無く、「畳みの上では死なない」と生前の父の言葉通りになってしまいました。

当時、私は東京に住んでおりました。同じ東京の空の下にいながら父の最期をみとってあげられなかった事は、今でも悔やまれてなりません
私が父に最後に会いましたのは、3月31日、4月1日の二日間、最後の会話は4月6日でした。7日に家に電話を入れ父が東京に来ている事を知りました。
そして、4月8日、一番悲しい、つらい父とのお別れの日となりました。

出来る事ならもう一度、本当は何回でも大好きな父に会いたいです。
夢でもいい、、、会いたいです。この思い父に通じて欲しい、、、、。
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朝早く主宰とお墓参りに行って参りました。桜の花びらがお墓に舞い散っておりました。墓石の上の花びらもそのままにして、コーヒーの香りのお線香をあげ手を合わせました。父が大好きなコーヒー、せめて匂いが届きますように、、、。
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日記 | comments (4) | -

コメント

kako | 2010.04.08 21:19
4月8日、今日は亡き父上様の祥月命日ですね。私も今朝は祈らせていただきましたよ。
22年前と同じに桜の花びらが“ハラハラ”と
散っていますでしょうね。
在りし日のご両親との素敵な会食の写真が最後の面影とは・・・
ご兄弟の中でも館長ご夫婦が一番親孝行でしたものね。
会いたい!!気持ちはよ〜く分かります。
でも、夢に出てこないことは、安心しているんですよ!!。
きっと見守って下さっています。
23回忌を滞りなく済ませ、大勢の方々のお顔が見れたのですから、喜んでいてくれますよ。
これからも、頑張ってくださいね。ご両親様、労兄上様が一番喜ばれる事ですので!!
館長・紫 | 2010.04.08 21:59
Kako様、こんばんわ!
亡き両親と三人の最後の貴重な写真です。
そして、私の宝物です。
お食事の写真なんて、きっと食通の父にふさわしい写真かも知れませんね。
父の顔がいつもと少し違いますのは、きっと具合が悪いのを我慢しているせいかもしれませんね。私はこの時はまだ気がつきませんでした。この夜が大変でしたが、それも思い出になりました。

今朝、お墓に思わず願い事をつぶやいてしまいました。「おパパ、夢でいいから会いに来て」と。  今晩会えるかな?
おやすみなさい。
凡苦楽庵 | 2010.04.09 00:50
館長様、こんばんは。
親というのは、いくつになっても慕うものでしょうか。小生の父は50年前、母は47年前に亡くなりました。まだ小学校に入るか、入らないかという頃でした。それでも、館長様と同じように、会いたいという気持ちは変わりませんですね。
館長・紫 | 2010.04.09 08:22
凡苦楽庵様、おはようございます。
ご両親様とのお別れが早かったのですね。
私の方が、まだまだ幸せでした。

親を想い、、会いたいと思う気持ち、親を尊敬し感謝する心を忘れないでいる事、この事が、今の私に出来る亡き人への何よりの供養かと思っております。

凡苦楽庵様もご出展されていらっしゃいます
「まちかどの近代建築写真展in大阪V」(第16回)もいよいよ明日(10日)までになりましたが、大勢のお客様にご来場いただけましたでしょうか?