年賀葉書の「絵」につきまして・・・・・

年賀状に使用しました絵につきまして、数件お問い合わせが御座いましたので、ご説明させて頂きます。
父の「月刊満洲社」への関与につきましては、まだはっきりしない点が多くありますので、詳細はご説明はできませんが、昭和8年8月号から「月刊満洲」の表紙絵を描いており、昭和10年に絵筆を折る前から、「月刊満洲」にかかわっていることがわかっております。
この絵は「満洲美人絵葉書」4枚セットの内の一枚です。「満洲美人絵葉書」は、「月刊満洲」昭和8年6月号の「編集後記」でこの号が発行となる前に、「竹中英太郎画伯作「満洲美人絵葉書」が発売される」と告知されました。
実際には、昭和8年9月号に広告がのり「艶麗七度刷 4枚一組 価二十銭」とあります。
この絵葉書は、昨年思いもかけず購入する事が出来ました。
お正月の絵にはと思いましたが、入手出来ました記念と、余りにも綺麗な絵葉書でしたので、父が労さんの年賀状用にと書いてあげました、「立春大吉」の文字を入れ新春のイメージを出しました。
とても評判が良くこの絵にしてよかったと思っております。
記念館に、この4枚セットの絵葉書が展示してございます。ぜひご覧頂きたいと思います。

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コメント
色使い、不思議なバランス感覚、色気等々
見ていて目が離れません。不思議な世界ですね!
今日の山梨県は、高校サッカー優勝・日本一に湧き上がっているのではないでしょうか!
国立まで応援に行こうと思わず思ってしまいましたが、ТV観戦で盛り上がりました。
箱根駅伝、高校サッカーと「山梨学院大学」の知名度が上がりますね。
頂きました年賀状の整理をしておりましたら、もうこんな時間になってしまいました。
記念館にお寄せ下さいました大切な皆様の葉書を、一枚一枚読ませていただきながら、これからも頑張っていかなければとあらためて思いました。